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校長挨拶
秋田県立大曲農業高等学校 本校の歴史は、明治26年秋田県尋常中学校に農業専修科を設置した時に始まり、それ以来今年度で創立124年目を迎えております。今日までに秋田県簡易農学校(明治28年)、秋田県農業学校(明治32年)、秋田県立秋田農業学校(明治34年)、秋田県立大曲農業学校(大正15年)など幾多の校名改称を経て、昭和23年に現在の秋田県立大曲農業高等学校となりました。 こうした長い歴史の中で、4つの校訓である「質実剛健」「実践躬行」「人格陶冶」「勤労愛農」を本校教育の拠り所として、全日制本校、全日制分校、専攻科、定時制、修了生を含めて約3万人の有為なる人材の育成がなされ、県の内外で幅広い活躍を見せております。 本校では現在、平成26年度から半世紀ぶりの校舎改築が行われており、この仙北平野に新たな歴史を刻む、力強い槌音(つちおと)が校内外に響き渡っております。そして、在校生たちが心待ちにしていた新校舎棟が平成28年3月に完成しました。新校舎棟は木材をふんだんに使用した温もりのある校舎で、4月から全校生徒が移転し学業や部活動、農業クラブ活動などにおいて、生徒一人ひとりが明確な目標を持って、確かな成長を目指して頑張っております。 平成28年度は、進学希望、就職希望ともに生徒の第1希望進路をほぼ100%達成させることができました。また運動部においては、女子ハンドボール部、自転車競技部、相撲部、なぎなた部、柔道部の5部から28名の生徒がインターハイに出場しました。そして野球部は、夏の大会においては3年連続となるベスト8まであと1勝という確かな頑張りを見せてくれました。さらに文化部は、吹奏楽部、郷土芸能部、写真部、美術部、書道部が全県レベルの活躍を見せ、数多くの地域貢献(ボランティア)活動にも取り組みました。また、農業クラブ活動では、意見発表の部と農業情報処理競技、家畜審査競技の部で東北連盟大会に出場しました。大阪府で開催された農業クラブ全国大会では農業鑑定競技に出場した生徒が見事に全国優秀賞に輝くなど、文武両道の伝統はいまだに灯々無尽と消えることなく後輩たちへと受け継がれております。 さらに、本校は20年ぶりとなる学科改編を実現し、農業科学科(2)、食品科学科(1)、園芸科学科(1)、生活科学科(1)の4学科5クラス体制となりました。そして、平成28年度からの3年間、文部科学省のスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の指定を受けました。このたびの校舎改築によるハード面の充実、学科改編によるソフト面の充実に加えて、このSPH指定が大きな起爆剤となり特色ある農業教育の一層の充実が図れるものと喜んでいる次第です。 昨今の地域コミュニティ(地域社会)を見ると、少子高齢化の中で、地域活性化の中核を担う若者の姿が消えつつあります。そうした中で、農業の自営者を含む県内就職割合が80〜85%を誇る本校卒業生の多くが、将来的に地域のリーダーとなって地域コミュニティを支えていくことが大いに期待されております。そのためにも、一層全国に誇れる農業高校となり、次代を担う地域のリーダー人材の育成を目指して、教職員、保護者、同窓会(農友会)が一丸となって本校の教育活動の充実に取り組んでいく所存であります。皆様方の温かい御支援と御協力を宜しくお願い申し上げます。 平成29年4月1日 |
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